はじめて描く、AWS システム構成図

2019-09-09

AWSのシステム構成図を描こう!

困った。システム構成図を真面目に書いたことがないぞ。

  • IT業界は長いものの、SEは1年生です。ITインフラを提案するSEの方は日常茶飯事かと思いますが、システム構成図やネットワーク構成図を描くには慣れが必要ですね。
    • メーカーとして、サーバーハードウェアの製品担当をしていました。サーバーの内部を説明するために、ハードウェアやファームウェアのブロック図を描きましたが、システム全体の構成図は描いたことがありません。
    • 次に、ユーザー側として、オンプレのITインフラの構築や運用を担当しました。多少システム構成図もどきは描きますが、社内向けの資料であり、かつアプリケーションの運用目線の資料であったため、ネットワークや各製品がどう接続されているか明確な資料ではありません。
  • 一方、AWSのシステム構成図は、これまで経験した業務よりスコープが大きくなります。パブリックなネットワーク、プライベートなネットワークがどう接続され、各ネットワークはどのような製品で構成されているか。AWS上の仮想ネットワークはインターネットとどのように接続され、DNSはRoute53で管理されるのか、CDNはCloudFrontなのかといった広範囲に及ぶシステムをカバーします。その分、ITインフラ全体を俯瞰することができ、やりがいと共に悩みはかなり増すと思います。

 

システム構成図を描くためのアプリ

  • 最近、仕事でシステム構成図を描くようになりましたので、いくつかのアプリを紹介します。
  • いずれも、AWSのシステム構成を描くための機能があります。
  •  draw.ioとCacooはオンラインの作図ツールです。特徴は、図を画像ファイルとしてエクスポート可能。また、図の作成後にインターネット上で共有(URL,Twitter,Facebookなど)したり、複数人で編集が可能な機能を持っています。
    • draw.io
    • Cacoo
    • Power point 

 

draw.io

  • URLは、こちらを参照。ブラウザ上で作図ができるツールで、無料で利用可能です。
  • フローチャートやオフィスのレイアウトなどの作図が可能であり、図形やアイコンなどの豊富な素材が準備されています。
  • Google Drive, Drop Box, One DriveなどのオンラインストレージやGithubにも保存が可能です。

Cacoo

  • 「Backlog」などのアプリケーションを提供している株式会社ヌーラボのサービスです。URLは、こちらを参照。
  • 始めから、AWSのアイコンが準備されていて、手軽に構成図の作成を始めることが可能です。
  • 無料プラン、有料プランあり、無料プランの場合、図はPNG形式でエクスポート可能です。
  • チームで共有することに長けています。

Power point

  • 上記2つのツールに比べて、図を作成するための豊富な素材やチームで共有する機能はありませんが、一番のメリットは使い慣れた操作で利用できることです。
  • また、draw.ioやCacoo はAWSの新アイコンに追従できていませんが、Power pointの場合はAWSがアイコンを提供しているため、新アイコンを使った構成図を描けることがメリットです。
  • AWSの構成図を作成する場合、こちらのURLを参照。「PowerPoint 用 AWS アーキテクチャアイコン 」のリンクをクリックして、AWSの新アイコンを入手します。Power pointに慣れている方は、支障なく作図が進められると思います。
  • 以下、Power pointを使って描いた、WEB+DB マルチAZ構成のシステム構成図です。あらかじめ、VPC, Subnetや各サービスのアイコンが準備されているので、組み合わせるだけで簡単。5分で作図ができました。まだまだ未熟な構成図で、お恥ずかしい限りです。

 

 

最後に

  • システム構成図を描く際も、実際の構築と同じ。一番難しいことは、”ゼロからシステムを作る”ことです。先ずはスモール構成から練習してみましょうー!