AWS認定試験と二番手のカッコよさ

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挑戦の習慣化

 

はじめに

  • 当社には多くのエンジニアがいますが、僕の知る限り、ほとんどの社員がアグレッシブです。会社が推奨しているから…が理由とは思えないほど、資格を継続して取得し、ブログを発信しています。お互いに触発され、スキルに負けず嫌いです。
  • 社内外で技術をリードし、AWSを始め様々なUserGroupに参加したり、LT登壇や執筆活動にも取り組む社員が居ます。
  • 挑戦を止めない限り、僕たちはエンジニアです。
 

二番手のカッコよさ

  • AWS認定試験の「アソシエイト」は人気の資格ではありますが、アソシエイト合格体験のブログは既にインターネットであふれており、AWS界隈では、アソシエイト合格だけではまだ入り口に立ったという所です。
  • 今回、AWS認定試験に二冠というブログを書き始めましたが、上記の理由で発信すべき内容か迷いました。同感のエンジニアも少なくないと思います。しかし、二番手はカッコいいのです。
  • 常に新しいことをキャッチする姿勢や業務に直接関係がないこともとりあえず試す。このITエンジニア特有のスキルに負けず嫌いな姿勢を尊敬しています。ご存知の通り、継続は簡単ではありません。僕のブログも、他の方と比べれば技術的には浅い。しかし、「僕より他のエンジニアの方が詳しい」「すでにインターネットに転がっている」、そう思ったらそこで終わりです。所詮はクラウドや僕たちが目にするIT技術は他の誰かが生み出したものであり、既に二番手三番手。だから、二番手だって良い。この自らの手で得たこと、閃いたことが大事なのです。
  • 例え、技術や経験が二番手でも、最後まで続けたらもう一番です。僕は担当するプロジェクトのもっとも忙しかった6月にoji-cloud にクラウド関連のブログを書き始め、現在までにクラウド関連だけで90件以上の記事を書きました。コラムは寝る前に、技術ブログは出社前に書いています。「挑戦を習慣にすることで、二番手もかっこよくなれます!」
 

クラウドインテグレーターになって一年

  • 改めてこんばんわ、2019年も10月に突入しました。10月が過ぎれば、クラウドインテグレーターになって1年が経過します。転職して手探りの毎日でしたが、少しずつ余裕と共に自信も付いてきました。
  • 思い返せば2001年(社会人1年目)にUNIX の製品担当になり、多くのハードウェアと最新のテクノロジーに囲まれ、日々実験室で様々なトラブルと格闘しておりました。当時は文字通り、「五感を研ぎ澄ましてトラブル解決する」ようなトラブルシューティング、「ブートメッセージの一行」や「パーツのrev」、「bug id」の一つずつを検証するパズルのような仕事をしており、現在の職場のエンジニアからは理解しがたい日常でした。
  • しかし、いつも考えていたことは、僕は同じ顔をしたサーバー群に囲まれているかもしれないが、この向こうには設計した開発者があり、向かい合うのは機械ではなく人間であるということ。そして、ハードウェア、ソフトウェア、ドキュメントの一つ一つに情熱があり、また、彼らが見逃したbug(不完全)があることを知っていました。サーバーは生き物であり、二つとて同じものはなく、耳をすませば声が聞こえ、明日も会えるとは限らないとも考えていました。
  • それは、クラウドになってからでも同じです。質問の答えは海底ケーブルを伝わって返るかもしれませんが、その先には必ずServerとStorageが整列していて、それは眠るのではなく、「構え」ているのです。少し違うのは、もう「はじめまして」も「さようなら」も言えないことです。
  • まるで一昔前、技術者は刀や手裏剣のようにCPUとコンパイラを振り回していたとすれば、現代のエンジニアは、遠い宇宙からビックデータやAIで攻撃するようなものです。(姿形は見たことがありません) それならば、僕たちもスキルと意識をリフトして、テクノロジーの進歩に追いつきたいものです。
  • 話は大きく脱線しましたが(笑)、新しい挑戦から間もなく1年が経ちます。ゴールである「クラウドとテクノロジーで人生を豊かにする」ステップを歩んでいると実感しています。
 

AWS認定試験の二冠達成

  • ここで、ようやく本題です。昨日(9/30)、AWS認定試験の一つである「システムオペレーション (SysOps) アドミニストレーター – アソシエイト」に合格しました。「ソリューションアーキテクト – アソシエイト」に続き、2つ目の認定取得です。
  • 「ソリューションアーキテクト – アソシエイト」は転職4ヶ月目だったため、試験勉強によって合格した感覚がありましたが、今回の「システムオペレーション (SysOps) アドミニストレーター – アソシエイト」は業務で経験したことが生きたと実感しています。
  • 次に目指すは、「ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」です。クラウドインテグレーターの2年目に、乞うご期待ください。
 

AWS認定試験の概要と参考情報

  • AWS認定試験には、下記の段階があり、今回はAssociateレベルのソリューションアーキテクト、SysOpsアドミニストレーターの達成となります。まだまだ上の試験がありますし、これからはAWS以外の学習も目を向けたいと思います。
    • Foundationalレベル
    • Associateレベル ←
    • Professionalレベル
    • Specialtyレベル
  • 既にインターネット上に多くの試験攻略などの情報がありますので、ここでは試験攻略については触れませんが、私の場合の学習方法は、公式の情報(サンプル問題)、書籍、Udemyを使っています。参考に紹介させて頂きます。

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Posted by takaaki