エンジニアが採用に積極的な理由
エンジニアが採用に積極的な理由
なぜエンジニアが採用活動に積極的か?
- こんにちわ、iret 名古屋事業部の新川です。iretに転職して、三度目の新年を迎えます。12月は、自社イベントの『iret tech labo』に参加させて頂きました。約2か月前にマーケティンググループの方から声をかけて頂き、年末は忙しくなると予測できておりましたが、迷わず"やります"とお返事しました。私の場合、iretに入社するまで採用に関わったことはありませんでしたが、iretに入社後は、『iret tech labo』の他に、カジュアル面談や中途採用説明会の『鯱はち会』にも参加させて頂きました。
- 私の場合、前職は中途採用の少ない会社であり、私を含め前職のほとんどの社員が採用活動とは疎遠でした。私は今、採用が身近に変わり、良かったと思っています。また、私だけでなく、当社では多くのエンジニアが積極的に採用活動に関わっております。これって、すごいことだと思います。経営側や人事担当でない限り、採用活動に関わったとしても個人的に得をすることはありません。それでは、なぜエンジニアが採用活動に積極的なのでしょうか?
人に勧めてから確信に変わる
- 前職は電機メーカーに勤めておりました。意外なもので、自分が担当した製品であっても他社と比べて何が優位か?自社製品をお勧めする理由は何か?を知りません。開発すること・製造することに夢中で、お客様にアピールする機会を得て、初めて気付くこと・理解することがあります。これは、メーカーに限らずすべてに通ずることであり、分かっているから勧めるのではなく、勧めるようになって分かってくるのです。
- 人に勧めることで、ようやく分かることがある。人に良さを勧め、実践することで、私の仕事が確信に変わるのだと思います。
会社の規模と、社員の距離は無関係
- iretは年々会社の規模が大きくなっていますが、典型的な大企業にありがちな組織間のコミュニケーションの課題は少ないと思います。前職の場合、隣の部署との情報共有は一切なく、さらに事業部が異なれば会社が異なるイメージでした。iretの場合は、縦・横のつながりが強い or 弱いと表現するより、社員間の距離が近いと表現する方が適切かと思います。
- ベースにあるのは、ベンチャーの言葉が会社の歴史にあるのではなく、社員のマインドに根付いている感覚があります。その組織風土に、slackやzoomといったコミュニケーションツールが後押しすることで、社員の距離を近づけているものと思います。
いくら良くても、伝えなければ伝わらない
- 私は2018年の転職活動まで、iret という会社も cloudpack というサービスも知りませんでした。(名古屋事業部の求人票を見て、初めて会社を知りました) 事前に『鯱はち会』や採用イベントに参加していたら、もっとわくわくした気持ちで一次面接に臨んだと思います。
- 私も含め、良い製品・良いサービスであれば必ず売れる、良い会社には人が集まると思ってしまいますが、それは思い込みです。いくら良くても、伝えなければ何も伝わりません。
- 私にとっての採用活動は損得ではない。自分たちの仕事を人に伝える。良い仕事をしたから、良いものは良いとただ伝えるだけです。人事だから、営業だから、エンジニアだからと線を引く方が不自然。
受けきる力
- 私たちクラウド業界で働くエンジニアにとって必要な力は、「受けきる力」です。受けきる力と受身であることは、似ているけれど正反対。
- 安定は心地よいけれど、思考停止のリスクあり。新しい仲間、新しい技術、新しい考え方を取り入れ、私を、会社を強くする。すべて受けきると覚悟が表れる。変化を受け入れて、行動しよう。
『iret tech labo』に登壇しました
- 話が戻りますが、今月12/17に、オンライン技術勉強会の『iret tech labo #5』に登壇して、LTをさせていただきました。『iret tech labo』は当社が開催する無料オンライン技術勉強会です。第5回目のテーマは「『cloudpack.media』から厳選!ブログシリーズ第一弾」と題して、オウンドメディア「cloudpack.media」の筆者が登壇するという企画でした。
- 今回、LT の機会をいただき、ありがとうございます。私が『iret tech labo』にお声掛けいただいたのはブログのお陰であり、これまで技術ブログとして発信を続けて良かったと感じております。
- 『iret tech labo』に登壇して、振り返り・学んだことを記載します。
- AWS初学者の方に分かりやすく。かつ、シニアエンジニアの方が聞いても、何かしら得るものがあることを心がけました。
- テーマは「ブログから学ぶサーバーレスの作り方」であり、【初学者向け】サーバーレスを学ぶための実践演習のシリーズをお話ししました。このブログは、初学者が順にステップアップしていくイメージで記載しています。後半には、私がサーバーレスの案件で経験した失敗談をご紹介して、経験者向けにサーバーレスを構築する際の勘所をお伝えしました。
- また、初学者に限らず多くのエンジニアに向けて、エンジニアが学びを継続するために、ブログを書くきっかけ、脱・フツーのインフラエンジニアを目標に日々アウトプットしていることをお伝えしました。ご興味ある方は、下記のスライド or Youtubeにアップされた動画をご覧ください。
- 今回はイベントに登壇させていただき、『iret tech labo』を毎月開催する社内メンバーの有難さと、積極的に関わっているエンジニアの方々の心強さを改めて実感いたしました。
- 最後に、まとめのスライドにも記載しましたが、日々"環境が私を作る"と思っています。アイレットには技術ブログを書いている人、UserGroupに参加したり、LT登壇や執筆活動に取り組む人がたくさん居ます。せっかく働くなら、"わくわく"を大切に働くこと、自分を生かした仕事をすることは幸せなことだと思います。