CloudWatch エージェントの新旧
あなたの知らないCloudWatchエージェントの新旧
CloudWatchエージェントには新旧のタイプがある
- CloudWatchエージェントには新旧のタイプがあります。正確には過去にさかのぼれば、もっと多くの種類があるのかもしれませんが、現在でも2つのタイプが利用できます。
- 新タイプは、2017年12月に発表された統合CloudWatchエージェントです。特徴は、以下の通りです。
- メトリクスとログの両方を単一のエージェントで収集できること。セットアップ手順を簡略化でき、事前定義されたメトリクスセット(1. Basic / 2. Standard / 3. Advanced)を利用できます。
- 複数プラットフォーム(Linux/Windows)でサポートされ、統一された操作、設定ファイルが利用できます。
- SSMエージェントのバージョンは2.2.93.0以上が必要となります。
- 旧タイプは、SSM エージェントの CloudWatch プラグインです。SSM(Systems Manager)のAWS-ConfigureCloudWatchプラグインを利用した設定となります。
新タイプのCloudWatchエージェント(統合 CloudWatch エージェント)
- 新タイプである統合CloudWatchエージェントは、OSにインストールされたCloudWatchエージェントから設定する方法とSSM(Systems Manager)を使用があります。
- SSM(Systems Manager)を使用する場合は、SSMのステートマネージャーから「AmazonCloudWatch-ManageAgent」のAutomationプラグインを利用します。この「AmazonCloudWatch-ManageAgent」は、Linux、Windowsの両方をサポートします。
- OSにインストールされた統合CloudWatchエージェントから設定する方法は、下記記事を参照ください。
旧タイプのCloudWatchエージェント(SSM エージェントの CloudWatch プラグイン)
- 旧タイプは、現在もSSM(Systems Manager)を使用して設定が可能です。
- SSMのランコマンドやステートマネージャーから「AWS-ConfigureCloudWatch」のCommandプラグインを利用します。この「AWS-ConfigureCloudWatch」は、Windowsのみをサポートします。
- SSMを使ったCloudWatchの設定方法は、下記記事を参照下さい。